Paradeは終わらない

本気のエール、受け取って

ドリカライトが折れるまで振らせてよ

ドリフェスプロジェクト終了の発表に対する今の心境と、決意を。
何番煎じだよってくらいの話をします。何番煎じだろうがこれが私の物語だ。語らせて。

2018/2/25
パシフィコ横浜、ユメノコドウツアーオーラス。この日が我らの命日だ、と覚悟を決めて友人と臨んだ。
感動のダブルアンコールを終えて、初めてドリフェス現場にきた友人たちと手を取り合いながら、「楽しかったね!」「サイコー超えてたね!」「続編の発表はなかったけど、悪い知らせもなかったね!!」「次はドリフェス舞台やってほしいね!」なんてことを語りながら、笑顔で別れた。

その一週間後、アプリ終了と緊急生配信のお知らせ。
緊急生配信終了後、友人から「電話していい?」とLINEがあり、死にそうな電話がかかってきた。
どうしたらいいんだろう…どうすればよかったんだろう…と、2人で泣きながら答えの出ない会話を延々とした。電話を切ると3時間経っていた。

5日昼の緊急配信のお知らせ時点で、友人とLINEで「ディアドリもKUROFUNEも集めてお葬式ってこともないんじゃない?」なんてことを言っていた。終わってみれば見事なまでのお葬式。
実は私あの生配信のとき、何を思ったのかあの7人のスクショをやたら撮ってたんです。見返してみたら本当に酷かった。みんなちゃんとカメラを見れていない。
ちゃんと受け答えしているように見えた株ちゃんと公人くんでさえ、笑顔が強張っていた。
あの7人はあんな笑い方しない。そう思ったら悔しくて涙が出た。

そもそも、私は2017年9月末日に友人に布教され、ドリフェス!と出会った。
ドリフェス!と出会って半年。たった半年。
皆さんのブログを読むともっと短期間のドリフェス民の方もいる。
けどね、半年だってまだまだ足りないんですわ。

今までたくさんのアニメを嗜んできた。
ひどい終わり方をした作品も、コンテンツもたくさんあった。どれも「しょうがない」。そう言って納得してきた。
けどドリフェスは駄目だ。諦めきれるか。
「お前たち相手じゃビジネスにならん」と面と向かって言われた気分だった。実際その通りだし。オタクとしてこんな悔しくて屈辱的なことがあるだろうか。
日本の経済はオタクが支えてる。市民権はなくても、サブカルチャーだとしても、隠れていようが、私はオタクであることに誇りを持ってきた。
だからたとえ目に見えるファンが少なくても、ちゃんとジャンルが好きな自分がCDを買って、DVD Blu-rayを買って、グッズを買って、アプリに課金して、コラボカフェに足を運んでいれば大丈夫だと思ってた。全然大丈夫じゃなかった。
目に見えないと駄目なんだ。数字にならないと駄目なんだ。想ってるだけじゃ駄目なんだ。

思い返せばフラグはいくつも立っていた。
9月12月のDMMシアターの空席、閑散としたキャラポップストア、店頭に並ばないアニメグッズ、アプリ開始2週間の自分でもランキング報酬が狙えた程のユーザー数の少なさ…
本格的にあれ?って思ったのはツアー愛知での太田くんの挨拶。なんて言ってたのか忘れてしまったけど、公演後に友人と「あの挨拶さ…」とざわつきながら帰路についた。
最終日横浜では、ダブルアンコールで郁くんは泣いてた。その涙の意味は考えないようにしていた。

アニメ本編でいつも忠告されていたのに。
「エールはドリカが示すもの」。精神論の話じゃなかった。

宣伝、広告に企業がどれ程お金をかけられるのか、ユーザー新規獲得がどれ程大変なのか、ということは理解したつもりになっていたのかもしれない。
自分自身、ファンとしてやり残したことはないと思っているが、宣伝、布教の面で貢献できなかったのは心苦しい。

本当に正直なことを言うと、私自身は3次元の7人がドリフェスプロジェクトに関して煩わしい、辞めたいと思っていようが関係ないと思っている。自分たちの意にそぐわないとしても仕事なんだから、やってくれや。
けれどそんな素人の想いは他所に、彼らはプロだった。
作品を本当に愛して、大切にしてくれて、ツアー挨拶での言葉を借りるとおじいちゃんになってもやっていきたいと言ってくれた。
3次元の7人をこれからもドリフェス!に縛っていいのか??知るか!!ドリフェス終わっちゃうの嫌だ!!

さながら無印10話の奏くんだ。

「みんながいて、純哉くんがいたからお前の世界は変わったんだろう。こんなに、新しい世界を見せてくれた純哉くんが、新しい夢を見つけた…なのに、なのに素直に応援しないってお前、なんなんだよ…。行って欲しくないって、なんなんだよ!」

ぼんやりした頭で改めてアニメ本編を見返して、「あ。嫌なものは嫌って言っていいんだ。終わって欲しくないって言わなきゃ駄目なんだ」って、示された気分だった。

無駄だろうが、ダメ元だろうが、今足掻かなきゃ絶対後悔する。
どうにか出来るとしたら、消費者の声しかない。 

武道館ライブがいつかは現時点では未定。
コラボも続々発表されている。
アプリだってまだ終わってない。
諦めるにはまだ早い。