Paradeは終わらない

本気のエール、受け取って

ラジオのこと

来世でハガキ職人になろうと思っていたけれど、ドリフェス!ラジオが好きすぎるので今世でハガキ職人になることに決めたのが、2018年6月のことだった。

私がドリフェス!ラジオを聴きはじめたのは大分遅い2018年2月のツアー終了後から。ユメノコドウロスのためだった。

ドリフェス!プロジェクトのひと区切りが発表された3月5日の後、毎週7人の、14人の変わらない元気な声を聴かせてくれるドリフェス!ラジオに救われていたのは私だけではなかったはずである。
ラジオがなかったら、本気で10月まで耐えられなかった。

3月5日に学んだこと。エールはドリカが示すもの。ドリカの形はひとつじゃない。
想いは伝えなきゃ意味がない。

そう考えたらラジオが好きだという気持ちを、ラジオ関係者の方に伝えたくなった。
毎週の配信を楽しみにしているリスナーがいることを、Twitterの片隅で叫ぶのではなく、誰かに見つけてもらうのではなく、自分の言葉で関係者に伝えたかった。

自分にとって、ドリフェス!ラジオへのメールは、ドリフェス!へのエールであると共に、私からスタッフの皆さんへのエールでもありファンレターでもあった。

ふつおた、Say!、保健室、YesNoどっち、我ながら呆れるくらいたくさんのメールを送った。
読んでもらいたい!と言うよりは、コーナーで時間が余ってしまったから、あと1通メールが読める…そういう時に読んでもらえるメールであればいい、そう思ってメールを送り続けた。
メールを送った4ヶ月間…楽しかった。すごく、すごく楽しかった。
自分の言葉が確実に届いているということに何より安心できた。

プロジェクトのひと区切りに伴いラジオの最終回がくることも、それなりに覚悟をしていたが最終回の日付けが発表された時、やっぱり泣いた。
思い返せば本当にたくさんのメールを送った。
1年前から始めた趣味の話、酔っ払って横笛を買った話、お弁当を毎日作れるようにひと言かけてもらったり、本は電子版派か紙派か、映画のはしごはするか、傘はいつ買ったらいいか、靴下に穴が空いたらすぐ変えるか、毎日自転車で駅まで向かう働くお姉さんに励ましの言葉をもらったり……
もっと面白いメールを送れれば良かったけれど、本当にネタがなくて毎度毎度身を削りながらメールを綴った。
1回送るのに、大体毎回3通は送っていたかなぁ…
いつもメールを送ってくる人、と思われるのがなんだか恥ずかしくて3つのラジオネームで送っていたけど、全ての名前で読んでいただけたのが地味に嬉しかった。

とある方のふつおたで、「最近メールを読まれる、塩レバーレモン風味さんは何者か」というメールが読まれたことがあった。
塩レバーレモン風味は私のラジオネームのひとつなのだけれど、「何者か」と言われたのが本当に面白くて思わず戻して聴き直してしまった。
そしてそのふつおたで「私もたくさんお便りします」と続いたのも、本当に嬉しかった。自分が送ったメールが、誰かの活動へのきっかけになったとしたら、こんなに嬉しいことはない。

そんな愛して止まないドリフェス!ラジオも本日、2018年10月13日の配信をもって最終回を迎えた。
あー、さみしいなぁ
きっとしばらくの間は毎週土曜19時になるとそわそわして、感傷的になってしまうだろうけど仕方ない。
だって本当に、どうしようもなく好きなんだもの。
こうして、武道館に向けてひとつひとつ、大好きだったものに最終回と名前がついていくことが本当にさみしい。
私たちの想いに終わりなんてものはないのに。

武道館ライブまで、泣いても笑ってもあと1週間。
正直、1週間後の自分なんて想像が出来ないし、笑ってあの場所に立てているなんて到底思えない。

何万回でも言う。
ドリフェス!と出会えたことは、私の人生の財産です。
これから先に何があったとしても、それだけは変わらない事実です。

武道館のその先も、エールを飛ばせることを信じて。
そして、またドリフェス!ラジオにお便りを送れることを信じて。

いくらシャケおにぎり、お茶漬け太郎、塩レバーレモン風味こと、はち。